商品写真の質が売上に直結する理由
ネットショップやフリマアプリでモノを売るとき 写真の質は売上に直接影響する 同じ商品でも 背景がゴチャゴチャした写真と 白背景でクリアに撮れた写真では クリック率が全然違う
プロのカメラマンに頼めば綺麗な写真が撮れるが 費用がかかる フォトショップを覚えるにも時間がかかる でもAIツールを使えば スマホで撮った写真を3分でプロレベルに仕上げられる
背景除去はRemove.bgが最速
商品写真で最もよく使う加工が背景除去 白背景にすることで ロゴが目立ち 商品が引き立つ これをAIで一瞬でやってくれるのが「Remove.bg」というサービス
Remove.bgの使い方
remove.bgにアクセスして 商品写真をドラッグ&ドロップするだけ 5秒以内に背景だけが消えた画像が完成する 無料版でも十分使えるが ダウンロードできる画像サイズに制限がある 月に数枚なら無料で賄える
商品の輪郭が細かい場合(例えばアクセサリーや細い電子部品)でも AIが精度よく認識してくれる 人が手作業でやっていた「切り抜き作業」が完全自動化された
背景を白以外にする場合
除去した後の背景は白だけでなく 好きな色や別の画像に差し替えられる Canvaというデザインツールと組み合わせると 木目テクスチャ グラデーション おしゃれな背景などを自由に設定できる Canvaも無料で使える
明るさと色の補正はPhotoshop Expressで
室内で撮った商品写真は どうしても暗くなりがち 明るさ補正もAIが自動でやってくれる
Adobe Photoshop Expressの自動補正機能
Adobe Photoshop Express(無料版あり)を使うと 「自動補正」ボタン1つで 明るさ コントラスト 色温度を最適化してくれる AIが写真の内容を分析して 最も見やすくなる設定を自動で選んでくれる
スマホアプリ版もあるので 撮影その場で補正してアップロードまで一気にできる 撮ったら補正して投稿 このワークフローが定着するだけで 写真の平均クオリティが上がる
色温度の調整で商品の印象が変わる
「色温度」は写真の暖かみの調整で 商品によって最適値が違う 食べ物や木製品は少し暖かめ(オレンジ寄り)にすると美味しそう 電子機器やスポーツ用品は少し冷ため(青白い)にするとスタイリッシュに見える AIの自動補正はこれを自動で判断してくれる
ChatGPTの画像生成で商品背景を作る
背景を完全に新しく作りたい場合はChatGPTの画像生成機能が使える 「白木のテーブルの上に[商品名]が置かれている雰囲気の背景画像を生成して」と頼むと 商品を置くためのシーン背景が生成できる
生成した背景に Remove.bgで切り抜いた商品をCanvaで重ねる この組み合わせで プロのスタジオ撮影のような画像が作れる 費用はゼロ
①スマホで商品を撮影 → ②Remove.bgで背景除去 → ③Photoshop Expressで明るさ補正 → ④Canvaで背景や文字を追加 → ⑤完成 合計作業時間10分以内
影のつけ方で立体感が出る
白背景に商品を置くだけだと 商品が「浮いている」ように見えることがある そこで自然な影をつけると立体感が出てプロっぽくなる
Canvaで影をつける方法
Canvaで商品画像を配置した後 画像を選択して「画像を編集 → 影」から影の設定ができる AIが自動で影の方向 濃さ ぼかしを提案してくれる 「ドロップシャドウ」と「フロアシャドウ」の2種類があり 商品によって使い分ける 小物は「ドロップシャドウ」 靴やバッグなど床に置くものは「フロアシャドウ」が自然
複数商品をまとめて処理する方法
在庫が多いショップだと 1枚ずつ処理していると時間がかかる そういう場合はRemove.bgの一括処理機能(有料プラン)を使う または無料でやるなら Python + Remove.bg APIという方法もあるが これはエンジニア向けなので 非エンジニアには向かない
現実的な方法は商品撮影時のセッティングにこだわること 白い紙や白いボードを背景に使って撮影すれば AIの背景除去精度が上がり 仕上がりが早くなる
商品写真加工を副業サービスにする
このスキル——AIツールを使った商品写真の加工——はそのまま副業サービスになる ハンドメイド作家やフリマ出品者は写真編集が苦手な人が多い 「商品写真5枚の背景除去と明るさ補正で2000円」のようなサービスはクラウドソーシングでも需要がある
使うツールは無料のもので十分なので 原価がほぼゼロ 作業時間は慣れれば1枚5分程度 時給換算すれば十分な副収入になる
他人から受け取った商品写真を加工する際 その写真の著作権はお客様にある 加工後の画像を自分のSNSやポートフォリオに使う場合は必ず許可を取ること また 加工内容が依頼と異なる場合のやり直し回数も事前に決めておくと安心
スマホカメラのAI機能も使いこなす
最近のiPhoneやAndroidスマホには カメラ自体にAI機能が搭載されている iPhoneの「ポートレートモード」は背景をボカしてくれる機能で 商品撮影にも使える Googleの「消しゴムマジック」は写真の不要な部分を削除できる
撮影の段階でスマホのAI機能を使い 後処理でRemove.bgやCanvaを使う この組み合わせが現時点での最強ワークフロー フォトショップを覚える必要はもはやない